東大地理の傾向と対策

今日は地理の東大の傾向と対策について書いていきたいと思います。

地理は他の科目と比べて社会常識で解けたりする場合もあり対策がおろそかになりがちですが、

真っ当な対策をすれば高得点をとって他人に差をつけられる非常においしい科目だと思います。

			
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【傾向】

東大地理は全部で大問が3つ。

特徴としては、
 資料の読み取りが多いこと
 制限時間が厳しいこと
 日本地理がほぼ必ず出題されること
などが挙げられます。

この3つにかんしては、センターの段階から知識の定着をおろそかにしないで勉強すれば基盤ができます。

東大入試全体の傾向として、飛びぬけた難問は少ないですが比較的基本的な問題を大量に短い時間で解かされる、という点があります。

また、問題全体の傾向として、

  • 「理由」
  • 「要因」
  • 「変化」

を聞いてくる問題がとても多いです。

これについては、普段の勉強からある点を意識しておくことで対策ができます。

それは、テキストや問題解説を読む際に、出来事の
 「因果関係」
 「時系列的前後関係」
に注目しながら読むということです。

「A→B」という事象の流れがあり、問題で「Bが生じた理由を述べよ」と聞かれれば「Aだから」と答えればよいですし、「変化を述べよ」と聞かれたら「AからBに変化した。」と答えればいいわけです。

ものすごく単純化して話をしていますがこれは東大地理のかなりの問題に当てはまるポイントです。ですから普段から「因果関係」「時系列的前後関係」に注目しながら勉強するのです。

【対策】

①入門段階

地理は他の科目と比べて図表を読み取ることが必要になる科目です。

ですのでまず、
 図表が何を意味するか、
 何を読み取るか、
図表のどこに注目すれば良いか
を学ばなければなりません。

これは学校の授業で対応してくれればいいですが、そうでなければ講義系の参考書が必要でしょう。

私の場合は学校の授業が良かったので使用しませんでしたが、
 村瀬の地理Bをはじめからていねいに 系統地理編
 村瀬の地理Bをはじめからていねいに 地誌編
が、私の見たところ使いやすそうです。カラーですし資料の年度も新しいですし、レイアウトも見やすいです。

もし私が社会科目を1から独学で勉強するとするなら、独力ではなく授業を聞く形式で学ぶでしょう。

科目の入門段階では、テキストを読むだけでは全体像が分かりにくかったり、意味を正しく読み取れなかったりするからです。

やはり人から分かりやすい説明をしてもらったほうが1から勉強するなら
いいと思います。
私なら、「スタディサプリ」などで入門講義を受講しますね。

 無料体験(14日)ですべての講義が受けられます

②センター

参考書

問題を解く前に、必ず用意すべき本は、地図帳と資料集です。地図帳は帝国書院のものを、資料集は『地理の研究』を使いました。

地図帳は全体を俯瞰しつつ、細部まで学習するために必須です。『地理の研究』はセンターだけなら必要ないですが、2次試験の論述の観点からすごくオススメです。

データブックはあればいいですがなくてもいいでしょう。資料集で十分代用できますしデータブックにしか載っていないような資料が出てきても考えれば解ける問題になっているはずですので。

センター過去問は『センター試験への道』を使いました。これは回答解説が問題の横についているので非常に復習がしやすいです。

勉強の仕方

どの問題集を利用しても、間違えた問題は解説を熟読し、分からなかったポイントには線を引き、資料集で対応する箇所にも線を引いていきます。

まぐれで(確信を持てず)正解した場合も同じことをします。さらに選択肢の中にも、自分の知らなかった知識があれば線を引き資料集にも線を引きます。(誤りを選ぶ問題の、正しい内容の選択肢で行う)

この作業を繰り返すことで知識の土台をこつこつと積み上げていきます。5年分も解けば自分の弱点が分かってくるはずですし、どういうところが問われているのかも分かってくるはずです。

【追記―センターの選択肢と論述のカンケイ】
センターの正答の選択肢(and誤りを選ぶ問題の、正しい内容の選択肢)は情報が必要十分にまとまっていて、まるで論述の模範解答です。

これを利用して、センターの選択肢を要素ごとに分解して学んでいけば、おのずと論述でも高得点が取れます。

③2次試験対策

使用したオススメ参考書:
東大の地理25カ年
東大の地理25カ年

東大地理は世界史のように大論述がありません。ですので東大を受験する学生レベルの国語力があればなんとなく解答欄は埋めることができてしまうのです。

ではいったいどこで差がつくのか?

これは②の段階でどれだけ確固たる知識の土台を築けていたかによる、というのが私の再受験の経験から導かれた答えです。

再受験時代センター模試の点数が80台で伸び悩んでいたころ、②で述べたような作業をセンターの過去問5年分で1月に入ってから繰り返したところ、
センター本番では90点を超え、2次試験では50/60を取れました。(しかもその年のセンターは傾向が変わったとか言われ、平均点が下がってました。)

解答のポイントとなる知識が前提になければ、ポイントとなる知識を回答に盛り込めなければ、いくら解答欄を埋めようが高得点を狙えません。

だからしっかりと②で述べた作業を行います。東大の過去問を解く際も同じ作業を行います。
どこで間違えたのかを解説で確認し、線を引き、資料集の対応箇所にも線を引きます。

また、線を引く際は、「因果関係」「時系列的前後関係」に着目しながら
線を引きましょう。
【傾向】で述べたように、東大の論述は「理由」「要因」「変化」を述べよ、という問題がとても多いからです。

【まとめ】

  • 0から学ぶ際はスタディサプリを利用するとよい。
  • 2次試験は「理由」「要因」「変化」を聞いてくる場合が多い。
  • だから普段から「因果関係」「時系列的前後関係」に注目する。
  • センターでも、論述でも、わからなかった問題や解説には線を引き、
    資料集の対応箇所も同じように線を引く。

 

 

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