東大世界史の勉強法

今回は具体的な世界史の勉強の流れについてお話していこうと思います。

世界史の勉強はまずセンターレベルを完成してから、論述の練習をするという流れになります。この2段階を詳しく説明していきます。

			
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~もくじ~
①はじめに注意すべきこと(高校生向け)</>
②基礎力を養う(センター対策)
③論述の勉強法(2次試験対策)

はじめに注意すべきこと(高校生向け)

まずはじめに、高校生の方は注意していただきたいことがあります。それは学校の授業の進度です。

学校の授業は往々にして非常に進むのが遅く、全範囲を終えるのがセンター手前とか、下手するとセンターまでに全範囲終わらないとか言う場合もあるかもしれません。

これはある程度の進学校でも起こりうることなので、授業の進度には注意してください。進学校では、英数国は高2までにすべて終わらせることを考えると、その遅さがわかると思います。

ですから、社会科目、特に歴史については自分でどんどん先取りして勉強することが必要になってきます。

基礎力を養う

このことをご理解いただいたうえで、まずは基礎力を養う勉強法について説明していきます。

軸となるのはなんといっても教科書です。東大には東京書籍の教科書が必要なのかと気にされる方がいるかも知れませんが、山川と東京書籍の教科書を両方購入した私に言わせると、山川だけで十分でしょう。むしろ2つ購入して両方消化しきれないことのほうが危うい。

とにもかくにも、教科書をどんどん先取りして全範囲1周してしまいます。教科書が頭に入ってこないなら、ナビゲーター世界史B(全4冊)などの初学者向けの説明の詳しい参考書を使用すると良いです。

そして、山川の詳説世界史ノートを使用して細かい知識を定着させていきます。自分でノートを作るのは非常に手間ですから
必要ありません。ノートを作るのは、教科書1周目でも、2週目以降に回してもどちらでもかまわないでしょう。

追記…教科書1周するまでは、模試とかの点数は気にしないでください!
気にしてると進むのが遅くなり今後に影響が出ます。一番まずいのは、1章集中的に勉強し、時間がたって忘れてしまい、またその章を完璧になるまで勉強し…という感じでいつまでたっても先に進まないパターンです。

これは点数を気にしていると起こります。センター模試がこの時点で50点台でもかまいません!とにかく、めちゃくちゃ大雑把でいいですから全体の流れを把握しましょう。そうすることで今後伸びますから。】

一問一答は、世界史の流れが頭に入ってこず覚えにくいので必要ありません。流れがわかると細かい知識も覚えやすくなります。資料集も、教科書とノートがあれば合格点はとれるので好きに使用してください。

ノート作りと並行して、あるいはノート作りが完成してから、センター試験の過去問を解いていきましょう。

赤本黒本でも、センター試験への道という分野別の問題集を用いてもかまいません。

この、センターの過去問であなたが間違うところが、あなたの基礎力の抜けている部分なので、絶対に復習して疑問をなくし次回以降間違わない
ようになるまで学習します。

こうして、センター過去問を解き、教科書とノートに立ち返り、またセンターを解き、・・・というサイクルで、センター模試や過去問1年分で平均90以上取れるようになるまで繰り返します。

ここでようやく基礎力の完成です。センターで90点取れないうちから論述の練習をしても、絶対に意味がありませんので避けてください。

論述で基礎知識をつけることも出来るじゃないかという人もいるかもしれませんが、オススメできません。

論述は1題あたりにかかる時間がとても多いので、時間当たりのこなせる範囲が少ないのです。それに対し世界史の基礎的な必要学習量はとても多いので、基礎力をつけるにはとても効率が悪くなるからです。

論述の勉強法

基礎力がついたあと、論述の練習に入ります。知識は十分についているはずですので、アウトプットの練習になります。オススメの本は、河合塾の「判る!解ける!書ける!世界史論述」と赤本です。

注意すべきは2つ。

  • ①つじつまの合わない文章を書かない。筋道だった文章を書く。(技法)
  • ②模範解答から、解答に必要な要素を学ぶ。(勉強法)

①は書く際の技法的な問題です。

ただ知っている知識をひたすら並べようとすると、文法がめちゃくちゃな意味不明の文章を生み出すことがあります。主語述語に気をつけ、文章の切れ目に気をつけ接続詞を用い読んで意味が通る文章を書きましょう。

あるいは、知っている知識をただ並べているだけで、問題で要求されていないことまで書いているかもしれません。これでは点数はもらえません

(②とも関係する内容なので②も読んでください。)

自分できちんと見直しするとともに、添削もしてもらうと自分のだめなところがわかりやすいです。

②模範解答から、解答に必要な要素を学ぶ。

これは勉強法についてです。はじめのころは論述問題、とくに大論述なんてまったく歯が立たないことと思います。みんなそうですので安心してください。

まずは、自分で解答の構成を作ってみます。解答にはどのような要素が必要か、どのような流れで書いていくか、箇条書き、もしくは図のような形で構成します。それを作った後で、文章として肉付けして解答を作ります。

これが自分で論述を作成する際の手順です。問題が自分には難しくて対処できない場合、飛ばしてもかまいません。解答作成を飛ばした場合でも、次の手順に進みます。

次の手順は、模範解答をよく読むことです。問題が難しくて自分が解けなかった問題も模範解答を読んでもかまいません。

模範解答をじっくり読んでください、解説もきちんと読みましょう。そしてそのあと、問題を再び読んでください。模範解答の要素が問題のどの部分に対応しているのか、なぜ問題文から模範解答が導かれるのか、じっくり研究してください。

論述の勉強は最終的には自分で解答を作り上げられるようになることですが、まずはうまい文章から、つまり模範解答から逆算して論述の書き方を学ぶほうが絶対に効率が良いです。

こうして何十題も模範解答の研究を重ねていると、次第に問題で何を聞かれているのか、解答はどのように書けばよいのかがわかってくるようになります。

ここまでくると自分でも論述を書くことがかなりスムーズになっているでしょう。

(どれだけ時間がかかるんだと思った方もいるかもしれませんが、自分で解答を書くということは必ずしも必須ではないので、何十題もと言いましたが模範解答を読む時間はとれます。)

以上が論述の勉強法です。

最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

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